商品番号 21154
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上質の普通を求めて

コモン シェルフ
COMMON shelf

¥231,000 (税込)
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アイテム説明

「変わらない強さ、変わっていく愉しさの探究」をテーマに、日本各地の家具工房と協同しながら、高い品質と耐久性、魅力的な素材遣いを大切にしたものづくりを行う [ REMBASSY ] のプロダクトです。



まるで空間に融け込むような。そんな表現がしっくりくる、もの静かで控えめな佇まい。一見とてもベーシックだけれど、つくりは少々変わっていて、細部にわたしたち独自の工夫とこだわりを込めている。

こういった形のシェルフは通常、収納力を上げるために棚板が移動できる可動棚になっている。しかし、COMMONは「DOOR」タイプの内部棚板を除き、オープン部分の棚板はすべて固定棚。固定棚のメリットは、可動棚の場合にはぼこぼこと露出するダボ穴(棚板を支える棚ダボという部品を差込むための穴)を避けられるためチープさが出ず、単純にモノとして印象が良くなること。そして、強度も高まる。シェルフは本を収納するだけじゃなく、フラワーベースや器を飾ったり、こつこつ収集してきたオブジェを並べてみたりなど、「飾る場所」としての役割も大いにある家具だから、そんなディスプレイシェルフ的な側面も考慮した結果、ダボ穴の出ない固定棚に潔く統一した。

オープン棚の収納スペースの高さはどの段もすべて330mm。A4バインダーよりも少し大きいくらいの高さで、シェルフに入れたくなるようなものは大体納まる寸法になっている。文庫本や背の低い小物などを納めると、その上部は広く空いてしまうのだけれど、収納効率はともかく見た目的にはそんなふうに余白がたっぷりあるのも悪くなく、むしろ美しい。縦に流れる背板の木目が覗くのも良い。棚板の配置は完全な等間隔で、これは多少雑多に詰め込んでもなんとなく規律を感じさせたり、整った印象にみせてくれる視覚効果を利用するため。また、意匠的な操作として唯一、棚板にテーパーがとってある。厚さ25mmの棚板に対して、9mmの木口を残して20度に前部をカット。このディテールによって棚板は実際よりも薄く見え、繊細な佇まいが生み出されている。

素材はウォールナットまたはオークで製作可能。塗膜を張るウレタン樹脂塗装仕上ではなく、自然オイルを浸透させる仕上を採用しているので、素材の自然なままの手触りと木味を感じることができる。普段は見えない裏側まで本物の素材だけで仕上げ、プリント化粧板などは一切不使用。耐久性を高めるため、ぶつけやすい角部には挽板と呼ばれる薄い無垢を貼って仕上げている。

全面フルオープンの「OPEN」タイプと、キャビネット的に下部に扉がついた「DOOR」タイプの2型のラインナップ。本の収納に限らず、隠す場所がリビングに足りないって人はDOORタイプがおすすめかもしれない。DOORタイプの内部棚板だけは可動式。また、並べて置くとより良い雰囲気を醸してくれる。

比較的幅広で、高さもそこそこあるため容量はたっぷり。奥行が浅いため導線を邪魔せずレイアウトできるのも地味に優秀。本もたくさん収納できるが、前述のように飾ることにも配慮したつくりになっているので、余白をつくってディスプレイも楽しんで欲しい。飾るものは季節などに合わせて時々入れ替えてあげると、印象が変わって新鮮な気分になれる。これ以上ないくらいにシンプルなので、使い方次第で色々な一面をみせてくれるはずだ。


注意


木部の仕上は、素材本来の質感を最大限に活かすためオイル仕上を採用しています。オイル仕上は撥水性を備えていますが、強力なものではありません。水滴のついたグラスなどを直置きして放置すると、輪染みになってしまう場合があります。お届け直後はオイルがたっぷりと浸透していますが、使い続けるうちにオイルは徐々に揮発していきます。表面にかさつきを感じた時を目安に、1年に1、2回程度メンテナンスオイルを塗布いただくと、しっとりとした風合いが蘇り、味わいも深まります。
三面図

OPEN
DOOR
スペック

[幅(W)]91cm
[奥行(D)]32cm
[高さ(H)]187.3cm
[特記事項] ※棚間:33cm
[本体]ウォールナット突板(オイル仕上)
[棚板]可動棚1枚(DOORのみ)
[機能]アジャスター付
ブランド

レンバシー
REMBASSY
変わらない強さ、変わっていく愉しさの探究。時代やトレンドが遷ろっても揺らがない“強さ”ある造形を追い求め、日本各地の家具工房と協同しながら高い品質と耐久性でつくり上げる。使い続けるほどに味わいが深まり、増えていく傷や染みなども含めてだんだんと好きになっていくような感覚をもたらす素材や仕上を選定する。わたしたちは、この2つの姿勢を基盤としながら常に妥協することなく精査を繰り返し、“いま”も“これから”もずっと、使い手にとって魅力的で在り続けるものをひたむきに探究していきたいと考えています。
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