椅子の巨匠、ハンスJ.ウェグナーの代表作。
1950年に生産が開始されて以来、
北欧モダンの名作として世界中で愛されてきました。
ダイニングチェアとして最適なほか、
ゆったりとしたアームと背を持つこの椅子は、
くつろぐためのリビングチェアとしても最適です。

デザインは1949年、翌年の1950年から生産され、
60年以上に渡り生産が継続されています。
ハンスJ.ウェグナーが中国明朝の椅子にインスピレーションを得て
リ・デザインしたチャイニーズチェアシリーズの最後のバージョンです。

そんな長く愛されているCH24から
数量限定で「OAK＆WALNUT MIX」のカラーが登場しました。

通常は一種類の樹種のみで製作されますが、今回のバージョンは
オーク材とウォールナット材が組み合わされたデザインとなっています。
日本ではテーブル・床材に人気な2つの樹種のため、
様々な空間に馴染みやすく合わせやすいです。

2種類を使用しているからこその経年変化のたのしみがあります。
オーク材はで濃い茶褐色に変化していき、
ウォールナット材は淡い褐色に変化していく特性があるため
長年使っていただくと2つの樹種の色味が徐々に近接していきます。

また、明るい色味（オーク材）を使用することにより、
軽快な印象がありながらも
濃い色（ウォールナット材）を汚れやすいアームに使用し、
汚れが目立ちにくいよう工夫されています◎

木材とペーパーコード、Yチェアの素材はすべて天然素材。
木材のもつ、凛とした存在感と温もり。
そして座面に使用されるペーパーコードの耐久性と優しさ。
素材のほとんどがサスティナビリティーに優れた
欧州の森林から調達されています。

曲げ木加工されたアーム部分、積層合板で製作されるY字形の背もたれ、
そして優雅な曲線を描く後脚。
現在も100を超える工程が人の手を通して行われています。
特に座面は120mのペーパーコードを、
熟練した職人が1時間近くかけて編み上げています。

通常はSH45cmで製作されているところ
靴を脱いで生活する日本人にぴったりなSH43cmを採用しております。
日本では多くのご注文がありながらも、
受注生産のためお届けまでに長い時間をいただいておりますが
数量限定にはなりますが在庫品のためすぐお届けすることが可能です。

ぜひこの特別な機会にウェグナーの製作哲学や
木材の経年変化の魅力をじっくり味わってみてください。